思わず、抱きつく。ギューッとお腹に抱き付いたつもりなんだけど、抱き付いた私の方が疲れてしまった。周防くん、細身過ぎる。ちゃんと食べているのかな。 周防くんは、時々。 時々、そういうことを言う。私相手に言ったって勿体無いようなそんな言葉。 「私には、勿体無いよ。」 「そんなこと無い。」 「あるの。すっごいあるの。私みたいなのに、勿体無いの。」 私が居なくなったら死んでしまう周防くんなんて想像も出来ない。想像が出来ない分、虚しくなる。 自分を卑下するのは、それを感じたくないからだと思う。