橘先輩の私を見ている目は悲しく揺らめいて、それからすぐに怒りへと変わる 「そうだな…俺は腹がたってるよ…」 「え…?」 今度は私がわからなくなって橘先輩を見る 「こんなに近くにいたのに…」 私の肩をつかむ橘先輩の手に少し力がこもる… 「美鈴がこんなになるまで気づかなかった…自分に腹が立つ」 違うよ… そんなの違うのに… 「だからもういいなんて言うなよ…」 そして再び抱き締められる 「これからもずっと一緒にいるから、覚悟しろよ…」 え? どうして…? いいの? まだ一緒にいてもいいの?