「じゃあ席変えしよっ!!」 そう言いながらちょっとタイプのその子があたしの隣に座った。 「お姉さんの名前、教えて?」 「紗雪」 「俺、冬吾。呼び捨てにしていいから。 俺も呼び捨てにしていい?」 積極的な彼に圧倒されてコクコクと頷いた。 お酒も、昔よりは強くなったと思うけど… 冬吾に肩を抱かれたくらいでドキドキしてるなんて 酔っ払ってるに違いない。