取り合えず久しぶりの再開と
いうことで、

近くのファミレスに寄った。





「大学どうよ?」


子供みたいに目を輝かせて
聞いてくる。


外見は変わったのに…
相変わらず中身は変わらない。




「普通。…で、蒼は?」



久々の再開なのに、


俺の言い方がサッパリと
しているのが気にくわないのか、



「おいおい、久々の親友との
再開だぞ?もっと喜べ!!
てか…普通はないだろ?」

少しすね始める。



「……だって普通だし。
まぁ、楽しいの方が少し
勝ってるのかも…。」


「出ました!紘斗のクール発言!!」


「はぁ〜?何なんだよ。
てか、蒼はどうなんだよ?」



あまりにも子供のような
会話が懐かしくなって、


笑みがこぼれる。



「俺は紘斗と違って就職だぜ?
楽しいわけないだろ!?」


「…へぇ〜大変だな。」



「まぁ、楽しいの方が少し
勝ってるかも(笑))」


「ー…ぷッ」



あまりにも俺のマネが下手すぎて

声を出して笑ってしまった。