何も変わらないままー、



俺たちは卒業を迎えた。



柚を止めることも、


何かが変な理由も、



何も分からないまま

高校生活は幕を閉じた。




気付けば俺は後悔ばかり
していた。




けれど…



もう手遅れなのだろう。




俺は一生.後悔に後悔を
重ねながら生きて行くの
だろうか。




所詮、俺なんて…
弱っちぃ人間だったんだ。




あの時、


ああすれば良かったとか、

あの時、


こうすれば良かったとか、



全部…全部…


もう手遅れなんだ。