「…っん……」 中山さんの甘い声が、耳に届いたところで唇を離した。 すると、中山さんの意味不明な視線に気付いた。 「なんですか?」 「…宇宙さん、キスうますぎです」 一気に顔が赤くなるのがわかった。 そして、言った本人も赤くなった。 幸せな時間は、楽しくてとても早く時間は過ぎていく。 中山さんとの、初めてのキスもハグも今日だった。 今日は、俺の中で記念日になった。 そして、心のアルバムに大事にしまわれた。