西野くんの偽カノジョ



ーーーーー。



そういえば何度も図書室に逃げ込んでたけど



サボったのは初めてだなぁ…



サボり癖つかないように気を付けないと。



そしていつものように図書室のドアを開けると



いつもの匂いと



いつもの薄暗さが待っていた。



あたし1番学校の中で好きかも。



今日も少しが日が当たってる窓のそばでおひるねしてよっかな?




そんなことを考えながら、あたしが中に入った瞬間「捕まえた…」と誰かの言葉とともに



あたしは誰かの腕の中に閉じ込められた。