ライフ・フロム・ゼロ


沈黙が流れて、ヒロはその間何かを考えているような顔をしていた


「…ああ、なるほど」

「…なによ」

「いや、お前がその娘に執着する理由、なんとなくわかった気がする」

「なんなのよ、言ってみなさいよ」


ヒロは灰皿に煙草を押し付けてからにやりと笑った。


「教えてやんない」

「は?なんなのそれ?」

「自分で考えな、梨花ちゃん」

「気色悪い。なんなのよ言いなさいよ」

「いつかわかるよ」

「ハァ?」

「リカちゃんが、大人になったらね」

「3ヶ月私の方が早く生まれてんだけど?」