ライフ・フロム・ゼロ

大学三年の、ある日のことだった。

その日、ヒロの一人暮らしには広すぎるマンションで
昼間からセックスしていた。

コトが終わって、煙草を吸いながら
私は清香のことを愚痴のようにこぼした。

こういうことを言っていた、うざい。
こういうところがドン臭くてダサイ。
あいつの存在がむかつく。いらつく。


そういうしょうもないことだったと思う。

ヒロが喋らないのでちらりと見たら、
少し驚いたような顔でこっちを見ていた。