キケンな嘘つき猫。


病室に何とも言えない空気が流れて、

私は口にしようとした。


「ぁ…う…ぅ…」


でも、脳が理解して指令を出さないと

口には出来ない。


彼は笑って「良いんだよ」と呟いた。


優しい人だった。