ドッキューン!! ってとこなんだろうけど、 イケメンはイケメンでも、 所詮あたしからすればただの弟。 ときめくわけがない。 「結構です」 なんか面倒くさくなって、 ちょっぴりきつめに言い返す。 その様子をみて翔太は笑う。 「涼月…ひなた?」 「そーだよっ」 「俺は、木野原(コノハラ)翔太」 …知ってるっつの。 つか、さっきから 女子の視線…痛すぎます。 …ほんと痛い。