「あたしは大崎が好き…」 好き……大好き。 やっと気付いた。 あたしの初恋…………… そう言ったあたしに 大崎は笑顔を浮かべた。 ………嬉しいって顔をして。 「俺も、…ひなたの事が好きだ」 「…大崎………」 そのまま近づく唇… あ…キス……… ガララッ 「ひなたー!大丈夫ー!?…あ」 心配そうに 駆けこんできた翔太とゆみ。 「…あ、邪魔しちゃったね…続けて」 ガラガラ…ピシャンッ! 豪快に閉まる保健室のドア。