「友達感覚で話してくれたらいいよ」
「えと…じゃあ、
お言葉に甘えて…」
サラサラのブロンドヘアーに、
きめ細やかな白い肌、
ブルーの瞳…
明らかに外国人だよね…?
…日本語ペラペラ…
「立花、席を外してくれ。
2人で話したいんだ」
「は、はぁ…では失礼します」
「…あ、じゃあ鈴木さんも…」
「はい。では失礼します」
広々とした部屋に2人きりになる。
えーっと…何を話そう……
「ひなた」
「へ?」
「まずは自己紹介からしようか」
「あ…そう…だね」
淡々と自己紹介を交わしていく。
そして、驚いたことに
リオルはあたしより1つ下だということ。
つまり16歳。



