「もーラブラブだねェ。 人前で間接キス&“あーん”?」 楽しそうにあたしたちを見るマスター。 「!」 かっ…かかか間接キスて… マスターの言葉に 一気に熱を持つ頬。 「マスター、うるせーよ」 ウーロン茶を飲みながらそう言う大崎。 なんか知らんが、 勝ち誇った表情をしている。 「おじさん、妬いちゃう~」 「…スンマセンシタ」 「ぷ……あははっ」 この2人は昔からの 知合いなんだろーなあ ありのままの自分ってかんじ。 そして、 なんか漫才コンビのようだ。