高校生社長







いきなりウーロン茶を吹きだし、

盛大に咳き込む大崎。




「あの…だいじょーぶ?」

「なんでもねぇ!」



赤面しながらテンぱる大崎に、

それを見て笑いを肩を震わせて耐えるマスター。




とりあえず大崎に台拭きを渡す



「台拭きかよ」

「あ、ひなたちゃん。
 拓海の事は気にしなくていーからネ」

「あ、はい」

「おい」



けらけらと楽しそうに笑いながら、

大崎にティッシュを渡すマスター。



「もースグできるよ」

「マスター…あんたって人は…」




ハァァとため息をつく大崎。



“子供っぽくて可愛い”



そんな大崎を見れて

ちょっぴり嬉しい。



みんなの知らない大崎を知ってるようで…