高校生社長







---------------*





色々買い物しているうちに時間は経ち、

日も沈んで暗い夜の空が広がっていた。


「ね、大崎。もー7時だよ」

「そーだな…。どっかでなんか食うか?」

「うん!」




明かりに灯される街を二人並んで歩く


…やっぱ土曜だし、

お店結構混んでるなぁ…。




「涼月…」

「なに?」

「何食べたい?」

「え!うーん…あ…じゃあ、パスタ!」

「パスタ?…りょーかい」




「おいで」と言って、

あたしの手を掴んで歩く




着いたのは、

ちょっとおしゃれな小さなお店。




…苺の花畑?

すっごい可愛い名前のお店だ事。