どっちから来たんだっけ? あっちかな?? 合っているのかもわらない道を歩き始めた私。 長い長い廊下が続くだけで、ココがドコなのかもわからない。 「はぁぁ‥‥」 大きなため息をついた。 「ため息したら年をとるんだよ」 「えっ!?」 後ろから聞こえた優しい声。 ハッと振り返ると、そこに居たのは 王子様だった。