しかも香水の臭いキツい。





「やだって言ってもあたしは琉風くんのお友達だもん♪」




「勝手に決めんな」




「やだぁ!琉風くん意地悪ぅーー」




そう言うと松井は俺の腕にしがみついた。



こーいうの

夏月もやってたっけ‥。




「放せって」




コイツがやったら胸くそわりぃ。




「んーもぉ!あたし琉風くんが好きなのにぃ‥あ、やだ‥言っちゃった//」





なんだよ。


結局それかよ。



他の女と変わんねぇじゃん。




「あっそ。俺は嫌い」




「付き合おーよ♪」




「無理」




「けってーい♪」




「はぁ!?」




会話んなってねぇし。


つか強引すぎんだろ。



なんでコイツと付き合わなきゃいけねーんだ。





「みなさぁん!あたし、琉風くんの彼女になった、松井有華ですっ//」




のこのこと溜まり場に入ってきたかと思うとこのざまだ。






「ちげーから」





「なになに、早速こんな可愛い子彼女にするとか琉風やるねぇ」




「ちげーっつってんだろ!!」




「はいはい!照れんなって」




あ、駄目だ。


コイツ等とも話んなんねぇや。




松井は早速俺の連れに懐いてっし


返事してねぇんだから彼女じゃない‥‥よな?




「ちーっす」




「瑞希」




また面倒な奴が‥‥


と思うと松井を見た瞬間、瑞希の表情が変わった。




「‥‥なんで居んの?アレ」