あれ、今何時? 私は泣きながら寝てしまったようだ。 「八時よ。」 不意に声がする。 隣りの席には詩穂がいた。 「何?私は時間を知らせる係なの?」 思い出せばそんな事が… そんな事より 「何で詩穂がいるの?」 「あんたが泣いてたからでしょ。」 私の為に…