家の前では葬儀の受付をしていた。


そこには参列者に深々と
頭を下げている初音がいた。


「初音・・・」


「あっ、みんな・・・
来てくれたんだ・・・?」


私たちはコクリと頷いた。



初音は親戚の人に受付を任せ
私たちの元に近付いて来た。




「みんな・・・
忙しいのにありがとう。」


「ううん。」


「当たり前やないか!!」


「そうやで、私たちお母さんに
どんだけお世話になったか。」


「ありがとう・・・」


初音の目に涙が滲んだ。