わぁ~・・・最悪や・・・

仕事中に居眠りなんて
ありえん・・・



「まぁまぁ、顔を上げて。」


菊池さんのやさし言葉に
私はゆっくりと顔を上げた。



「仕事キツイか?」


「いえ、そうじゃなくて・・・
ホントすいません・・・」


「それならいいんやけど。
まぁ、まわりの目もあるから、
今度は気をつけるように!!」


「はい、ホントにすいませんでした。」


菊池さんはニコッと微笑み
持ち場に戻って行った。



ああ~、何やってるんやろ・・・

歌に夢中になって
仕事に影響及ぼすなんて・・・
最悪や・・・


「しっかりせい私!!」


私は自分の頬を両手でパシンと叩いた。