「なんか言ってよ・・・」


「えっ? ああっ、うん・・・」


「うんって何よ?
私が好きって言ってるのに!!
もっと言うことあるでしょ?」


「ああっ・・・
結衣、好きやで。」


「ホンマに?」


「うん。」


「エヘッ、催促しちゃった。」


結衣は電話越しで悪戯に舌を出した。


私今、女らしいことしてる。
めっちゃ恥ずかしいけど素直に出てくる仕草に、
自分自身驚かされる。
けど甘えたい、雅宏に甘えていたい。
これが恋なんだ・・・

結衣は自分にこんな一面があることに、
改めて恥ずかしくて照れた。


「結衣・・・」


雅宏もそんな結衣を可愛く、
愛おしく思っていた。