「でも控え室には来てもらうで。」


「えっ!?」


「そりゃそうやろ?
KANZASHIの再結成、
私ら5人の新しい出発やもん、
絵里奈なしでは始まらん。」


「そやな。」


「うん。」


「たとえステージに立てんくても、
一緒の時間を過ごさんとな。」


「うん。」


「ああ~サクラフェスタ楽しみやなぁ~。」


「うん、そうやねぇ~。」


「よし、もうひと頑張りしますか?」


「おっしゃぁぁぁ!!」



サクラフェスタ、楽しみ・・・

やるぞぉ~・・・


結衣たちの笑顔は今、
すごく輝いていた。