「絵里奈っ、私は・・・」


「結衣、私の夢を・・・
もう一度、叶えてくれん・・・?」


「えっ・・・」


「私たちの夢を・・・
もう一度叶えてくれへん?」


絵里奈の夢・・・

私たちの夢・・・



「私はもう・・・
何も出来ひんから・・・」


私の手を握っている絵里奈の手に
ギュッと力がこもった。



絵里奈・・・あんた・・・


絵里奈の悲しそうな瞳、
手に伝わってくる力が
絵里奈の悔しさを物語っていた。