「KANZASHI・・・
復活せーへんか?って・・・」


「えっ!?」


三人の動きが一瞬止まった。



「KANZASHIを復活・・・?」


麻帆が驚いたように目を見開いた。


「うん・・・」


「てっちゃんが・・・?」


「で、結衣は、なんて答えたん?」


麻帆が身を乗り出し聞いてきた。



「無理やって・・・言った・・・」


私がそう言った瞬間、
みんな肩がガックリと
落ちたように見えた。