いっぱい話した後、
私は用事があったから
先に帰ることにした。


「ごめん絵里奈、
また来るから!!」


「うん。」


私はお母さんと絵里奈に
見送られながら病室を出たんだ。




お母さん、楽しそうだったなぁ・・・


でも、お母さんは絵里奈が
KANZASHIを辞めたことは
一言も聞かなかった。


お母さんらしいけど・・・



そんなことを考え
駅に向かって歩いていると、


「あっ、しまった・・・
携帯を病室に忘れてきた・・・」


私は急いで病院に引き返した。



すると、そこで私は見たんだ、
お母さんの前で泣きじゃくる絵里奈を・・・