「絵里奈が人に気を使うなんて・・・」


「ちょっと、初音!! 
どーゆう意味やぁ~?」


絵里奈は私の頭を拳でぐりぐりとした。



「痛い、痛い!!!」


私はそうやって絵里奈とじゃれ合ってた。


でもね、胃潰瘍なんてウソだった、
絵里奈は私に知られたくなかったんだね・・・




「で、なんで初音はここに?」


「お母さんが入院してるんだ・・・」


「えっ!? お母さんが?
癌が・・・?」


「うん・・・」


絵里奈は悲しい目をして俯いた。