お母さんは安らかに眠っていた。


私にはどこか微笑んでいるような
そんな風に見えた。



「お母さん・・・」


「お母さん・・・」


「かーちゃん・・・」


私たち三人は棺のまわりで
わんわんと泣いてしまった。



あったかいご飯を作ってくれたお母さん、
演奏を聴いてくれたお母さん、
内緒でお酒を飲ませてくれたお母さん、

時には叱ってくれたお母さん、
いつも笑っていたお母さん・・・


まるで自分の子供のように
私たちを可愛がってくれたお母さん。


私たちは本当のお母さんのように
思ってたよ?


ねぇ、お母さん・・・