「お父様とお母様と話すほか、解決出来ないわ」



まっすぐ剣の瞳を見て言う



そうすれば剣は眉を下げて、


「俺は、真理寧と一緒にいたい、けど、いいのか?」


「あたりまえよ、私が決めたことだもの」



そうと決まればすぐにでも話がしたい



私はすぐにお父様に電話を掛けた



『もしもし?真理寧』


「お父様、お話したいことがあります。」


単刀直入にそう言えば、少しの沈黙の後、


『分かった。明日にでも時間を作ろう』


そう言ってくれた、


そうして電話を切った




「ふぅ」



「真理寧、どうだった?」



「明日、時間を作ってくれるそうよ」