「けしからん!どんな奴なんだ!」 「男だけど彼氏とかの意味じゃないよ!友達!」 「お友達からってのもあるだろう!誰だ!ちょっとお父さんがガツン!と」 「何をガツンとするつもり!?こぶしをガツンとじゃないよね!」 心配性の父がパニック状態に陥った原因を睨むと、それは口笛を吹きながらテレビ観戦へとしゃれこんでいた。 後ろで母が 「そう………美羽もそんな歳なのねぇ」 感慨深く涙をほろりとこぼしていた。 「いや違うから!」 瀬田のためにここは否定しておく。