「梅子さん、アルバムに何かありましたか?」
真由美が訊く。
「ん…。いや、やっぱり言うのやめておこうかの」
「いやいや、気になりますよ。教えてください」
「わかった。このアルバムを見て、気づいたのじゃが、……。やっぱり、言うのやめとくかの…」
「夜寝れませんよ。じらさないで教えてください」
「どうしようかの」
「お願いします。教えてください」
「しかたがないのお、……。いや、言わぬ方がよかろう」
「それやったら、最初から言わないでくださいよ」
「怒ってんのか?」
真由美は怒ったふりをしている。
「……」
「わかった。教えてやろう」
「いえ、もういいです」
「すまなかった。教えさせてください。真由美様」
「仕方がないですね。教えさせてあげます」
真由美の作戦は成功した。
「ここに映っている、この男じゃ。この男はスペシャルハードゲイじゃぞ」
真由美が訊く。
「ん…。いや、やっぱり言うのやめておこうかの」
「いやいや、気になりますよ。教えてください」
「わかった。このアルバムを見て、気づいたのじゃが、……。やっぱり、言うのやめとくかの…」
「夜寝れませんよ。じらさないで教えてください」
「どうしようかの」
「お願いします。教えてください」
「しかたがないのお、……。いや、言わぬ方がよかろう」
「それやったら、最初から言わないでくださいよ」
「怒ってんのか?」
真由美は怒ったふりをしている。
「……」
「わかった。教えてやろう」
「いえ、もういいです」
「すまなかった。教えさせてください。真由美様」
「仕方がないですね。教えさせてあげます」
真由美の作戦は成功した。
「ここに映っている、この男じゃ。この男はスペシャルハードゲイじゃぞ」



