午前3時…



「やったぁ終わったー」



「はぁぁやっとですね」



「よかった」



「今度からは計画的にやってくださいね」



「はぁい…」



チュッ――――



急に静かな部屋に



響くリップ音



私の唇に触れた



やわらかい物は



結城の唇だった……



「んっ」



そしてすぐ離れた唇で



「ご褒美です」



「はぁっっ」



「だーかーら夜遅くまで



がんばったご褒美だと言っているのです。」



「何言ってるのよー意味わかんないし」



「でわ明日も早いので



早くおやすみになってください。」



ニコッと笑い



結城は出て行った