「お嬢様!!起きてください。」



「ふぁ〜結城おはよ」



「おはよじゃないですよ。



制服がぐちゃぐちゃじゃないですか」



「えっ嘘っ」



「まったく」



「ごめんなさい」



「私なんかでは頼りにならないと



思いますが少しぐらいは



頼ってくださいね。」



「じゃぁぎゅってして」



「かしこまりました。」



そう言って結城は私を暖かく包んでくれて



そんな暖かさにも私はまた惹かれていく