2人は、ある部屋へ通された。 暫く待っていると、さっきの男性よりも随分と若い男性が入ってきた。 「大変お待たせしました」 「あっ、いえ、全然」 「忙しい中、時間を割いていただきありがとうございます。早速ですが、本題に入らせて頂きます」 「はい」 戸惑っている駿をよそに、怜と若い男性は話を進めていく。 「今日はありがとうございました」 「いえ」 駿と怜は、この建物を後にした。