――‥‥ 美胡(過去のお話) [あいつがのせいで母さんも 苦労すんな‥‥。] 謎の先生から鍵を渡されたその日の夜。 いつも通り友達と遊んで家に 帰ってきたのは12時過ぎ。 あたしがそんな時間に帰ってくるとは 思ってなかったんだろう兄ちゃんは リビングで母さんとそんなことを 話していた。