[うっせーよ。] とてつもなく不機嫌な顔を してるであろう先生の声は まるで狼である。 [美胡ちゃん今すぐ離れた方が いいよっ、襲われちゃうよー] [美胡は襲われたいんだよ] なにを言い出すんだ先生は。 [全然、襲われたくないからっ 嘘言わないでよ! ていうかそろそろ離して先生] [やだ。] [ふーん、へぇー あの準がねぇ‥] ニヤニヤ、となにが楽しのか 笑う葵さん。