「聖哉?…生きてるんでしょ?………いつもみたいに私をからかっているのだろ?」

「……って………」

「聖哉!?」

「命に換えても守るって………言っただろ?」

「そんなこと…私は望んで、いない…お前が居ない世の中なんて……どぉ生きて行けば良いのかも…何をして良いのかも……私1人では、分からないんだ…」


聖哉の手が亜寿華の頬に触れる


「!…」

「亜寿華…笑ってくれよ…な?」

「笑えるか!…私はまだ…まだ聖哉としたいことも行きたい所も、沢山ある……それに、まだ聖哉に抱いて貰っていない……」

「…………」

「そぉだ…私の家に行こう……な?」


亜寿華は聖哉に肩をまわし家へと向かった