白〜忘れられない記憶〜











毎晩、毎晩…殺した。

でも、翌日には生き返った。



前よりも優秀な人間となって。




「くくっ……死体は交換される……死体は交換されるっ!!!!」


そして、日に日に春稀は壊れていった。





でも、壊れるのに伴って、研究は進んでいったから、周りは喜んだ。




心配よりも喜び。




吐き気がしそう。






この頃から、私、と言うようになった。


あたし…は、感情が入ってしまうから。