部屋に入ると研究者達が彼の後ろを囲むようにして、笑いながら立っていた。
私は、1番後ろの女の研究者を包丁で突き刺した。
「っあ゙ぁぁぁ!!」
血飛沫が飛ぶ。
女の悲鳴に前の研究者達は振り向く。
私は反撃する暇すら与えない。
次々と突き刺していく。
顔や服に返り血が付く。
白い部分は赤く……紅く染まる。
『…何でっ……』
悲鳴すら上げず、目を見開いて最後の一人は息絶えた。
部屋は血の海と化していた。
彼を探すと、隅にいる少女と話していた。
…あの少女………
もしかして…………
春稀が好きだった女の子?
きっとそうだ。
顔が全く一緒だから、間違いはない。


