「って言っても客の対象になる学生がいないんじゃ話にならなくないか??」
「大丈夫大丈夫。別に朝っぱらから勧誘するわけじゃないから」
奈緒はにこにこしなから言った。
何か策があるようだ。
「……どうせ広告作って張り回るぐらいだろ」
「!?」
奈月がぼそっとそう言うと奈緒ははっとした顔を見せて目を丸くした。
「……図星か。浅はかな考えだな」
「う、ううううるさい!!……これが一番妥当かなって思って……」
奈緒は少ししょげた表情を見せてぼやいた。
「そんなことだと思った。ほら」
奈月がおもむろに自転車の籠に入った鞄のチャックを開けて手を入れたかと思うと、その中から一枚の紙を取り出した。
そこには見事なレイアウトで『球楽』の宣伝文句がかかれていた。
よくみれば下部に二人の名前が書いてある。
おそらく連絡はこの二人にということだろう。
「大丈夫大丈夫。別に朝っぱらから勧誘するわけじゃないから」
奈緒はにこにこしなから言った。
何か策があるようだ。
「……どうせ広告作って張り回るぐらいだろ」
「!?」
奈月がぼそっとそう言うと奈緒ははっとした顔を見せて目を丸くした。
「……図星か。浅はかな考えだな」
「う、ううううるさい!!……これが一番妥当かなって思って……」
奈緒は少ししょげた表情を見せてぼやいた。
「そんなことだと思った。ほら」
奈月がおもむろに自転車の籠に入った鞄のチャックを開けて手を入れたかと思うと、その中から一枚の紙を取り出した。
そこには見事なレイアウトで『球楽』の宣伝文句がかかれていた。
よくみれば下部に二人の名前が書いてある。
おそらく連絡はこの二人にということだろう。

