『短編』恋するハーモニー



「雪だ」


七海も、はらりはらりと降ってくる粉雪をただただ仰いだ。


まるで天使の羽根が舞っているようだ。


「一足早い、クリスマスプレゼントだね」


そう言うと、廉は七海の指に自分の指を絡ませた。


七海はそっと握り返して、彼の肩に寄りかかった。