ちょっと期待してみたりして。
ありえないのに。
ミカは胸をはって、満面の笑みで言った。
「うん、これからもヒカルだけ。一生ヒカルに尽くすって決めたんだ、さっき」
さっきって・・・何だよ、それ。
「ねぇ最後の気になる!ゴニョゴニョしてたしハッキリ聞こえなかった」
「もういいだろ、あんなのは聞いちゃダメなんだって」
「なにそれー!!あたしは聞いちゃいけないのー??」
「だーめ」
あんなの聞いたら、また傷つける。
2回も言えねぇよ。
まぁ、いい。
俺はとっくにフラれてんだよ。
でも、ミカの幸せが俺の幸せ・・・
何かきしょいけど・・・ホントそう思う。
「幸せになれよ・・・」
俺はキミの心に届くように、つぶやいた。
夕焼けがきれいな日のことだった。


