「・・・あたしの話、聞いてくれる?」
「おぅ、もちろん」
俺は親指を立てて笑った。
ミカが少しでも安心して話せるように。
ミカはハハっと笑って、ゆっくり話し始めた。
「あたしね、彼氏いるんだ。付き合って1年半の」
一言目で、俺は落胆した。
彼氏、いたんだ。
ってことは、俺のことは始めから眼中になかったんだ。
それなのに、俺はキミの言動に一喜一憂して・・・
バッカみてぇ。
・・・バッカみてぇだけど、関係ないよな。
ミカっていう女を好きになったんだから。
ミカが心から笑って過ごしているなら、それでいい。
「ハル?大丈夫、呆然としちゃって・・・ごめんね」
「ミカのせいじゃねぇよ。・・・続けて?」


