あまり人目につかないところにあるから、みんなはスルーする。
俺は早速裏にまわって第2の屋上へ上がった。
・・・やっぱり。
考えすぎてるのか、俺が上ってきたことに気づかないミカ。
「ミカ」
俺はゆっくり、静かに言った。
「ハ・・・ハルぅ~・・・」
「え、ちょっ」
え?え?どういうこと??
ミカは俺の名前を呼ぶと、しがみついてきた。
「ハル・・・あ、あたし・・・もうィヤだ・・・つらいよぉ~、ハルぅ~・・・」
ミカは初めて弱いところを見せた。
力になりたい。
ミカの支えになりたい。
俺はその一心でミカに言った。
「ミカ・・・話したくないなら話さなくてもいい。でも・・・話さなくてつらいんなら、話してほしい。俺、つらそうに笑うミカを見るのがつらい」
うすうす気づいていたのかも知れない。
ミカが笑顔を偽っているのを・・・。


