「え、ミカ?どうした?」
「へ・・・?」
「ミカ・・・泣いて・・・?」
ハっとして、あたしは教室を飛び出る。
何泣いてんの、バッカみたい。
しかも、よりによってハルの前で。
また心配かけちゃうじゃん・・・
「ヒカル・・・ヒカルぅ~・・・」
逢いたい・・・
ヒカル・・・逢いたい・・・
あたしがこんなに寂しい想いをしてるのに、貴方はどうも思わないんだね。
〝恋人パワーだ!〟
前みたいにそう言って笑ってよ・・・
スーパーマンみたいに飛んできてよ・・・
願っては消え、願っては消える・・・
もう、いやだ・・・
「ミカ!!」
誰かが、あたしの名前を呼んだ。


