「ハルー?」
「え・・・?」
凜とした声が聞こえてきた。
美しくて、安心できる声が。
振り返ると、そこにいたのはやはりミカだった。
「ミカ!?え・・・授業は・・・?」
「ん?抜けてきちゃった! だいじょうぶだって、心配しなくても」
「成績大丈夫?」
「ヨユー♪ ・・・ハル・・・、何かあったの?」
え・・・?
おもいがけない質問に俺は戸惑う。
何でわかったんだ・・・?
ミカにこれ以上見抜かれないように下を向いた。
だけど、逆効果だったみたいだ。
「あたり?」
小さくうなずいた。
ここまできたら、言うしかないだろ・・・
「俺の悪いクセ・・・聞かなくてもいいことを聞いちまうんだ・・・」
俺はここまでのいきさつを語り始めた。


