俺があたまをかかえてると、センセーが言った。
「春輝~解けないのか?んなら、違うやつに・・・」
・・・うぜー。
でも極端に負けず嫌いな俺。
「待てよ。ぜってー解いてやるよ」
言うのはラクなんだけどな。
解けと言われた問題をじっくり見る。
が、分かるわけもなく・・・。
つーか、こんなのいつ習った?
俺の記憶上、まだ習っちゃいない。
どーやって解くんだよ・・・
早くしねぇと俺負ける・・・。
半泣き状態の俺のもとに、天使が舞い降りた。
「答え、これだから。胸張って解いてきな!ノート貸してあげる」
おぉ・・・美しい・・・。
「あ・・・サンキュ・・・」
俺は黒板に行くまでの時間、ミカのノートをまじまじと見ていた。
同じ人間でありながら、こんなにも字が違うんだ。
高校生って丸文字っていうイメージが強いけど、
ミカの字はどうみたってそうじゃない。
まるで大人が書いたみたいだ。
俺はまたまた惚れた。


