「ははーん。さてはお前信じてないだろ?」
そう言って彼は、左手で顎に触れる
「ま、信じるか信じないかはお前次第だし、どうせ今日だけだし、どうでもいいか。
それより、それ。くれんの?くれねぇの?」
彼が顎に添えていた左手を前にだし、人差し指で指したのは、
可愛くラッピングされたあれ
麻弥は少しだけ悩んだ。
でも多分、明日学校に持っていっても渡せない。自分で食べるよりは人に食べてもらった方が、むなしさも減るかもしれない。
「いらないからあげるよ。」
麻弥の言葉を聞いてすぐに、彼はそれを取り、可愛い包装紙もリボンもみるみるうちにただの紙屑になってしまった



