side 優 「優、話ってなに?」 俺は昼休みに人通りの少ない廊下に萩原を呼び出した。 「あぁ…ちょっとな。」 「何だよ、辛気くせぇな。どうしたんだよ?」 と俺の肩をバシバシ叩いてくる。 「俺…フランスに行く。」 「は?全然意味分かんねぇんだけど」 「連盟から宮川に連絡が来たみたいでフランスでサッカー1年やらないかって…」 「マジかよ。俺来てねーし」 とぼやいてる萩原。 俺はただ苦笑いするしかなかった。