『優しくしてください。』




――‥‥



太陽side



(さすがに裸はまずいよな。)



俺が、まず耐えられない。



お風呂でのぼせて
ふらふらの足取りでソファーまで

やってきた美憂は、
そのまま眠りに落ちてしまった。



(とりあえずタオルかけとくか。)



タオルを美憂にかければ、
「ん‥。」なんて声をあげるもんだから

柄にもなく動揺してしまった。